はじめまして。
数学を研究しながら暮らしている、躁鬱研究者です。
現在は学振PDとして大学で数学の研究をしています。
一方で、私は双極性障害Ⅱ型と付き合いながら生活しています。
研究に夢中になれる日もあれば、頭も体もうまく働かない日もある。
ものすごく元気に動ける時期もあれば、ベッドから起き上がるだけで精いっぱいな日もあります。
そんな、ちょっと波のある研究者の日常を記録してみたくて、このブログを始めることにしました。
研究だけが人生ではない、と思いたい
研究者というと、
「一日中、数学のことを考えている」
そんなイメージがあるかもしれません。
実際、そういう研究者は多いと思います。
私も、もちろん、数学は大好きです。
わからなかったことが少しずつわかっていく瞬間や、何日も考えていた問題に突然道筋が見えた瞬間は、本当にうれしい。それに、鬱状態のとき起き上がることができなかった私を救ってくれたのが、数学の問題だったりと、数学に救われたことも多くあります。数学は分野にもよりますが、実験は基本しなくていいので、体が無理でも、頭が起きていればできるものです。そんな経験を経て、数学が自分のアイデンティティーになっています。
でも、私の人生には研究以外にもたくさんのものがあります。ちょっと強欲で欲張りなところがあります。
おしゃれして旅行にも行きたい。
おいしいものも食べたいし、美容も好きだし、最近は車を買おうか悩んだりもしています(これは割と普通の悩みですね)。
そして何より、心と身体の調子を整えながら、できるだけ楽しく生きていきたい。
このブログでは、そんな「研究者の研究以外の人生」もたくさん書いていきたいと思っています。
躁鬱と研究
私はこれまで、調子の波と付き合いながら研究を続けてきました。
「今日は全然集中できない」
「周りの人はどんどん進んでいるのに、自分だけ止まっている気がする」
そんなふうに落ち込むこともあります。
実際にたくさんの失敗をして、たくさんの恥をかいてきました。
反対に、調子がいい時には頭がどんどん動いて、何時間でも研究したくなることもあります。
研究という仕事は、時間の自由が比較的大きい一方で、自分で自分を管理しなければならない仕事でもあります。
だからこそ、躁鬱との付き合い方について、今も試行錯誤の途中です。
このブログでは、「こうすれば治る」といったことを書くつもりはありません。
ただ、
私はこんなことで困った。
私はこうしてみた。
これは少し役に立った。
そんな一人の当事者としての経験を、正直に残していきたいと思っています。
このブログで書きたいこと
このブログでは、
- 数学研究者の日常
- 学振や、大学での研究生活
- 双極性障害との付き合い方
- 研究や勉強の工夫
- お金や仕事、ライフイベントのこと
- 美容やファッション
- 旅行やおでかけ
- その他好きなものや趣味
など、その時々で私が考えていることを書いていく予定です。
つまり、かなり雑多なブログです。
でも全部まとめて、一人の躁鬱研究者の人生として残していけたらいいなと思っています。
人生そのものを、少しずつ研究してみる
研究では、わからないことがあれば考えて、試して、また考えます。
人生も、それと少し似ているのかもしれません。
どうすればもう少し元気に暮らせるのか。
どうすれば研究を楽しみながら続けられるのか。
どうすれば、自分の好きな人生を作っていけるのか。
まだ答えはわかりません。
だから、このブログを通して少しずつ「人生の研究」をしてみようと思います。
躁鬱研究者の日常を、どうぞよろしくお願いします。

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